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『新しい文章力の教室』完読される文章を書けるブロガーになるために

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

価格:1,430円
(2020/5/26 21:16時点)
感想(6件)

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はじめに

書評ブログをはじめて約3週間。

”本がすき”という趣味が、ブログを使えば発信するための武器になると知りましたo(*^▽^*)o

自分が紹介したい情報を発信するだけで、人に喜んでもらえるなんて

「幸せだヾ(●´▽`●)ノ彡☆♡☆♡☆♡☆♡☆~

 

と思う一方で、「ブログを始めたけど、下手な文章のまま書き続けるのは、紹介する本にも失礼だし、ブログの読者さんにも申し訳がないな」と悩んでいます。

 

紹介したいことは頭に浮かんでいるけれど、上手く文章に出来ない。

考えがまとまらないから、文章を書くのに時間がかかってしまう。

 

そんな時に『新しい文章力の教室』という本に出合いました♡

著者の唐木元さんは、コミックナタリーの初代編集長を務めていた方です。

 

『新しい文章力の教室』には、書く前に準備することや、基本的な文法、書く人の心構えまで、幅広い内容が網羅されています。

読んですぐに実践できるテクニックが77個もまとめられているで、すべてお伝えすることは難しいですが、「役に立ったな~」と思ったテクニックをお伝えします♬

 

😸構造シートで整理する

短時間でロジカルな文章を書くためには、文章を書き始める前の準備が大切です。

『新しい文章力の教室』ではプラモデルのように作文すると表現されています。

プラモデルはパーツ、取説、箱絵の3つがあらかじめ用意されているから簡単に組み立てられますよね。

 

この手法を作文に応用すると、書き始める前に以下の3つを準備することになります。

 

「どんなことを伝える文章なのか」=(箱絵)を定めておく
「何を言うか」=(パーツ)をトピック化して並べておく
「どこを重点に」「何から」組み立てるのかを決める=(取説)

 

ここまで準備をすれば、あとは組み立てるだけで作文の大まかな流れができ上っていきます(^^♪

 

作文に書く内容をプラモ化するときに使う方法が「構造シート」です。

それでは、構造シートの書き方をお伝えします(#^^#)

 

  1. ①紙の上方に大きく線を引いて、テーマ(主題)を書く欄を作ります。この段階では空欄のままとします。
  2. ②箇条書きで、書こうとする話題を列挙していきます。
  3. ③並んだ話題を眺めながらこれから書く文章の主題を見定め、テーマ欄に書き込みます。
  4. ④どの話題から切り出していくべきか、主眼に準ずるよう吟味し、項目の左横に順番を数字で書き込んでいきます。
  5. ⑤紙を替え、テーマ欄に主眼を書き込み、順番通りに並べ直します。もししっくり来なければ、また順番を吟味して書き込み、紙を替えてやり直します。
  6. ⑥アピールしたい優先度を、項目の右側に ABC の3ランクで格付けしていきます。

 (唐木元・新しい文章力の教室・インプレス・p.35より引用)

 

この記事を書くにあたって「構造シート」を書いてみました。

良かったら参考にしてください。

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😸余計な言葉を削る

本書では、初心者が冗長な文章を書いてしまう原因は不安にあると述べられています。

自信がないから断定を避けたり、分量をかさ増しして、余計な表現を付け加えたりしてしまいがちなる。。。

 

内容の濃い文章を書くためには、「この一文は無くてもいいな」と思う部分は、削りましょう。(もったいないけど。。。o(TヘTo)

 

明快な文章を書くためには、以下の5つを削るかどうか検討するべきだと書かれています。

  1. 接続詞を削る
  2. 重複を削る
  3. 「という」を削る
  4. 代名詞を削る
  5. 修飾語を削る

それぞれ簡単にですが、補足していきます。

 

1.接続詞を削る

文の内容がスムーズであれば必要ないケースが多いです。

削っても文章の意味が通じる接続詞は、迷わずカットしましょう。

接続詞を使わなくても文意が通るように見直し、それでも文章の意味が通じないときだけ接続詞を使うように心がけましょう。

 

2.重複を削る

ナタリーでは、一通り書き終えたら、まずは重複チェックから始めるそうです。

重複チェックをすることで、文法の誤りや言葉選びの甘さ、リズムの悪さ、さらには事実誤認や構造の難所。。。などなどあらゆるスケールでの問題が炙り出されます。

 

本書では「3連はアウト」「文節レベルでの重複チェック」「文末のバリエーションを増やす」「時制の混在に注意する」「文型や段落単位の重複に注意する」

の5つの観点で重複チェックをするように勧めています。

 

3.「という」を削る

言い回しを和らげるために使われがちですが、ほとんどの場合、削っても問題ありません。

 

4.代名詞を削る

主語を明確にするために必要な代名詞は削ってはいけません。

ですが、2回目以降に登場する指示代名詞や人称代名詞は、省いても意味の通じるものが多いと覚えておきましょう😊

 

5.修飾語を削る

副詞や形容詞が修飾語に当たります。

過剰に使うと伝えたい内容があいまいになるだけでなく、くどい印象も与えてしまいかねません。

文章に色どりを与えたいときにだけ使うことをオススメします。

 

おしまい

文章を書くためのポイントが細分化されているので、自分の出来ていること・出来ていないことをはっきりと認識することができました。

 

『新しい文章力の教室』では、多くの例文が掲載されています。

良い例と悪い例を比較しながら説明されているので、文章術の効果を実感しながら学べました😊

 

これからは、『新しい文章力の教室』が教えてくれた自分の弱点を、一つずつ改善していこうと思います(o◕ฺω◕ฺ)

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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